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ギレルモ・デル・トロのピノッキオのliamのレビュー・感想・評価

3.4

監督は「ナイトメア・アリー」のギレルモ・デル・トロ、マーク・グスタフソン。声の出演は「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」のデイビッド・ブラッドリー、「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」のユアン・マクレガー、「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」のクリストフ・ヴァルツ、「スリー・サウザンド・イヤーズ・オブ・ロンギング」のティルダ・スウィントンなど。

おもちゃ職人のゼペットじいさんが作った操り人形のピノッキオに命が宿る。本物の人間になりたいと願うようになったピノッキオは、冒険の中で苦難を乗り越えていく。

ストップモーションで作られているアニメで、デル・トロ監督の世界にドップリハマれる作品になっている。造形も美しくかなり手間がかかるであろう所がやはり良い。
またミュージカルの要素もあり、そういったジャンルが好きな人も楽しめる。

ピノキオがどういった作品かは覚えていないので、初めて観る感じで鑑賞できたのは良かった。
あと個人的にミュージカル映画が好きではないので、ミュージカル部分が少なかったのも良かった。

思っていたより冒険していたのにも驚いた。なんかもう少し狭い範囲で過ごすのかと思っていた。
話もとても真っ直ぐで良いストーリーで、シンプルに感動を誘うようになっている。

ピノキオの性格が可愛いというか少しムカつく。何も知らない状態で生まれたらこうなのかもしれないが、観ていてかなりストレスにはなった。笑

雰囲気はおどろおどろしいが可愛い映画。
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