いざわ

ギレルモ・デル・トロのピノッキオのいざわのレビュー・感想・評価

3.8
●あらすじ

アカデミー賞を受賞した「シェイプ・オブ・ウォーター」や「パンズ・ラビリンス」「ナイトメア・アリー」などで知られる鬼才ギレルモ・デル・トロが、アニメーションで描くピノッキオの物語。

おもちゃ職人のゼペットじいさんが作った操り人形のピノッキオに命が宿る。本物の人間になりたいと願うようになったピノッキオは、冒険の中で苦難を乗り越えていく。世界中で愛される、誰もが知る名作のおなじみのストーリーを、ギレルモ・デル・トロと、「ファンタスティックMr.Fox」でアニメーション監督などを務めたストップモーションアニメの名匠マーク・グスタフソンが共同で監督を務めて描いた。
(映画.comより抜粋)


ピノキオの原作の話をあんまり覚えてないんだけど、だいぶストーリーも変わってた気がする。でも少し前に観たピノキオの実写よりは良かった。ピノキオ、我儘だけどゼペットじいさんのことが大好きで可愛い。
デルトロ監督といえば異形とか巨大怪獣のイメージがあるから、ピノキオはデルトロらしさが輝いていました。鯨(化け物)のくだり楽しかっただろうな!観てても楽しかった。
寓話として色々盛り込まれた要素はあるんだろうけど、ピノキオがあの世に行くたびに、あの世の妖精みたいな人に語られるのは「時間は無限ではない。少なくともピノキオ以外のものにとって」ということ。多分原作は「嘘をつかない」ことや「誘惑に打ち勝つこと」が大事だと思うんだけど、デルトロのピノキオは「大事な人間と過ごす時間がどれだけ短く儚いか」みたいなことを言ってるきがする。知らんけど。
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