ジニー

行き止まりの世界に生まれてのジニーのレビュー・感想・評価

3.8
何も予告とかも見ずに鑑賞したので、ドキュメンタリーとも知らずスケボーかっこいいな!の冒頭とは変わってすごく重たい話だなと思いました。
初めはロックフォードの治安の悪さを訴えているように感じ、幼なじみたちの抱える蔓延する家庭内暴力、若い夫婦の悩み、父親への思いへとそれぞれ視点が変わって映像の合間合間に見えるなんとも言えない表情がとてもリアルだった。スケートをしてる時はほんとにきらきらしてたな。。ドキュメンタリーが苦手な自分でも自然に見入ってしまうほどでした。
ビンも初めはきっと何気なく撮影してたのがきっかけがあって映画を作ろうとして、その中でプライバシーな内容でも快く撮影させてくれる周りがとてもいい人たちなんだと、信用されてるんだと感じた。
カメラに向けて話すと素直になれる、
カメラを向けることで何かを伝えたい、
すごく双方的にそして見てるこちら側にもいい事だなと思って、もし悩んだら信頼出来る友人にやっぱり話したいなと感じた。
12年間も撮り続けてこの作品を作ったビンはかっこよかった。そしてみんな12年の中で色々あって生きていくドキュメンタリーの本当の姿だと感じました。
まだまだ細かく話したくなるけど、いい映画だなと思いました。個人的に自分が親になる前にもう一度みてみたいなとおもいました。
みんなで映画作ってみたいな。。笑
ジニー

ジニー