スウィング・キッズのセレクトのネタバレレビュー・内容・結末

衝撃的な映画だった。

前半はタップダンスのかっこよさと音楽に魅了されたり、コミカルで楽しい時間だった。
しかし、後半の展開は凄まじい。共産主義者の反乱、裏切り、ロ・ギスの葛藤などなど...

ダンスで国籍、人種関係なく踊れば、戦争は解決するといった理想を見事に打ち砕いた作品だった。こんな強烈なインパクトは初めてだった。現実の戦争時の生活は酷いものだと教えられたような気がした。ラストのダンスと写真を見終わった後、数秒呆然とした。実際の戦争の映像を見ることと並ぶくらい、重く、恐ろしかった。

「ファッキンイデオロギー」は夢のまた夢なのかもしれない。