ダンスを踊れる自由が欲しいだけ。イデオロギーなんてクソくらえ!
1951年、朝鮮戦争下の巨済(コジェ)収容所の捕虜達の話。
導入の明るいダンスパーティーとは裏腹に、後半に行くにつれ、登場人物達の鬱屈した感情が徐々にあきらかになる。
資本主義も共産主義もどっちだっていい、皆が幸せなら!
人を殺し、国を分ける思想がバカげている!
うらやましいな…家もあるし、国もあるし、母さんもいる。ダンスも踊れる。
スイングキッズが皆で一緒に踊ったタイトルは『クソ イデオロギー』
踊れるだけで幸せ!
『パラサイト 半地下の家族』がハリウッド映画としても評価された様に、韓国映画が世界的な商業映画として、一気に総合レベルが上がっている気がする。