ほんの数年先の韓国情勢を空想した
CIAの特殊傭兵部隊の
中立地帯を訪問した北朝鮮のトップをめぐる攻防
韓国映画でありながら
CIAと外国籍傭兵部隊が主役のハリウッド製作映画のようなあらすじと序盤展開で
お、面白そう?
と思っていたのですが…
なんか、いまいち、グダグダしているというか
緊迫感あるシチュエーションのはずで
味方側に死傷者もでているんだが
基本主役が司令塔として
狭い空間で右往左往し四苦八苦してる様子が大半で
協力し信頼関係を築いていく北朝鮮側の医師との
対話交流も描いて、より多くの生還を目指すんだが
ところどころで味方を切り捨てるので
なんか…見守る気が薄れていって
だんだんと何を見せられてるんだろう?
と思ってしまう
部下の生死を選ぶ場面。とか
確かに戦場としてはリアリティある大切な場面だろうけど
リアリティある戦場にしては、御都合主義的なところが目立つし
ならば映画的なヒーローとしての活躍を期待したいのに
ヒーローとしては味方を守りきれていなかったり
今ひとつ応援する気が起きない
兵器や銃撃ギミックとか、カメラワークとか
そこそこ楽しげな表現が多いのに
シナリオがあまり自分にとって良くなかったので
残念感の方が残ってしまった