このレビューはネタバレを含みます
≪ざっくり評価≫
軽～く観られる忠臣蔵。
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総合評価 (/7) ☆ 3.0
シナリオ 3
総合演出 2
独創性 4
完成度 3
心理効果 3
相性(*2) 3
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【ネタバレ】
赤穂浪士達の財政状況をコメディタッチで事細かに描写。シナリオ自体は普通の忠臣蔵。
≪突っ込んだ感想≫
原作ありきなので、内容は意外と結構しっかりしている。忠臣蔵討ち入りを兵站面から描いた映画は恐らく初めてではないだろうか？そのくせコメディテイストなので、堅苦しい内容が緩和されている。
本編の面白い部分を上手く抽出し、簡潔にテンポ良くまとめることに成功した予告編は本編そのものよりも面白かったりするが、本作もそれにあたる。設定も切り口も面白いのだが、肝心の切れ味がイマイチだった模様。根本的にはコメディで、シリアステイストを織り交ぜながら緩急付けてなんとか笑わせようと必死なのは伝わるのだが、素材を活かしきれてなかった感がある。ただ、今までの忠臣蔵の中では最も面白かった。
