いめーじ

HELLO WORLDのいめーじのネタバレレビュー・内容・結末

HELLO WORLD(2019年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

一行瑠璃ちゃんがかわいすぎて映画館で叫びかけた。ほとんど3DCGだが余裕で萌えられるレベルのセルルックでした。劇伴もOKAMOTO'Sの主題歌も良い。演出は教科書的。アナログなアイテムが物語を進行させる上で重要に扱われているのも素敵。ラスボスが異様にかっこよかった。

どこかで見たことあるようなシーンの多さに意味を持たせて、瑠璃ちゃん達を仮想で終わらせない結末はおもしろいんだけど、結局そこに辿り着くまでの狙ったシーンらがほとんどイマイチで残念。中途半端な存在感で描き足りないと思えるキャラも多い(スピンオフを観れば少し補完されるが)
でもナオミが凄く良くてなんだかんだ泣けちゃった。あの切なさは大好物。ラストの作画パートもたまらん。ナオミのサルベージは嬉しいけど未だによく分からないんだよな。彼が脳死していた原因は過去に行った瞬間で、眠っている間に一行さんがどうにかして目覚めたってのもありえるし、そもそも雷が落ちてきた時に一行さんを庇って脳死していたのかもしれない。直美を庇った瞬間に器と同調して、死んだナオミの意識が体だけ大人になった現実の本体に入ったのかなと。