Primrosehill

黒い司法 0%からの奇跡のPrimrosehillのレビュー・感想・評価

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)
4.2
久々にズドンと心に響いた作品。
最後に実話と知って号泣した。
アメリカは広く、北部のハーバード卒の彼にとって南部のアラバマは人種差別はもちろん、司法や警察の杜撰さは想像以上だったろう。
アラバマ物語の舞台と観光の呼び物にしてるものの、過去が全く活かされてない。
アメリカでの黒人種差別は根深く、1980年代とは思えない黒人種への偏見が横行している。
弁護士、被告人サイドで終始描かれているため善悪がはっきり分かれており、喜怒哀楽の感情移入のし易いこと。
いつでも歴史や時代を動かすのは正義感と勇気を持ち合わせた人物の出現である。
ブライアントのキラキラ澄んだ瞳が印象的だった。
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