抹茶

犬鳴村の抹茶のネタバレレビュー・内容・結末

犬鳴村(2020年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

先日テレビで放映していた録画を雰囲気出しのために深夜0時から視聴開始。

びっくりもするしずーっとジメジメとねっとりした怖さが纏わりついてる感じが怖くてたまらなかった、、、

自分のために話の流れ⁇的なものを記録‼︎
続編的な樹海村も観に行く勇気が出たら行こ…


⚠︎個人的恐怖ポイント⚠︎
・最初の素人撮りカメラワーク
・トンネルを抜ける時に映った人影
・明菜がおかしくなって「犬が西を向いたら〜」みたいな歌を歌い始めた所
・「もうすぐいくよ」からの明菜転落
・悠真の妹、奏が院内で女性の霊を見た時
・奏の母親が犬のような仕草になり豹変してしまった所
・呪われた電話ボックスで溺死
・山野辺先生の「水がくる。逃げろ」
・病院での大量の霊
・フィルムビデオの内容
・奏の運転する車に明菜の死体(幻想)が落ちてきた
・おばあさんの時からじっと見つめていた成宮が唐突に現れた時
・最後のマヤが赤ちゃんを取り戻そうとして抗う所の動き


❓疑問ポイント
電力会社の成宮は霊なのになぜビデオフィルムを触れたのか、そもそもなぜ奏が腕を掴めたのか。


犬鳴村の住人は電力会社に嵌められて大切な村をダム底に沈められた。村人達は嵌めた奴らに怨みを持った。
その時全員ダム底に沈められと思ったが、村人で唯一の生き残りがいた。それが主人公の祖母。ストーリーの中盤で祖父から「祖母は昔家の前に捨てられていたのを拾ってうちで育てた(意訳)」と言っていた事から犬鳴村で産まれた可能性が高いことが判明した。知らないうちに祖母の代から犬鳴村の村人としての血を受け継いでいた奏。祖母が昔から見えていた成宮という男の事を幼少期から見えるようになっていた事を思い出し、例の男と接触を図った。するとその男は犬鳴村をダム底に沈めた電力会社側の人間だということが分かった。会社は沈めようとする一方で、成宮は村人であるマヤに好意を寄せていた。程なくしてマヤとの間に子どもが産まれていた(後の祖母)のだが、ダム底に沈められてしまう事が目に見えていた。そこで成宮は奏に「犬鳴村の血を途絶えさせてはならない、赤ちゃんを連れて行ってくれ」と頼む。それに協力した奏が兄弟を連れ戻すのと同時進行で赤ちゃんを連れて帰ろうと試みる。しかしマヤは必死に自分の赤ちゃんを取り戻そうと抗う。村の入り口となるトンネルまで逃げたがマヤは追ってくる。そこで兄、悠真が奏らを逃す為にマヤを食い止める。その間に奏らはトンネルを抜け祖父母宅まで赤ちゃんを届けることに成功する。
気が付くと奏と康太は病室にいた。(恐らくここで現世に戻ってきた)一方兄、悠真は犬鳴村に留まった=現世に戻って来られなかった為、ダム内から溺死状態になって見つかった。
話は終わったと思ったらそうではなく、奏が担当していた男の子の実母も犬鳴村の住人だった事が判明。(👦「お友達によろしくねってお母さんが」から)

主人公が赤ちゃん時代の祖母を抱いて助ける所からもループ説が濃厚。呪いは廻るって言うし、犬鳴村もそうかなって思った。
あれか!トンネルくぐったら過去に行ける感じか!!?!?ドラ◯モンのタイムトンネルじゃん笑

マヤさんなんか可哀想だな…赤ちゃんを差し出していたら主人公らは生まれないけど別に返してあげても良かったんじゃないかなと思う🥺
抹茶

抹茶