何か世界が変わるような重大なことや、もしかすると生命に関わるかもしれないことが日本、世界で起こったとしても自分自身にそれがふりかからなければ、どこか他人事になってしまうことってあると思う。
そしてそんなときって不思議だけど生命の危機をどこかで感じていたとしても、目の前のこと、特に自分の欲求を満たしたいという気持ちになることって分かる気がする。
R18+指定にそりゃなるよねって感じの作品だった。
だけど、どこか美しい。
モノクロの写真が本当に美しいと感じた。
途中、あーわかる…っていうところがあって、過去を思い出して抉られたw
一度は愛しあった相手であり、かっこつけなくてもいい存在、そして空気のような存在。
空気といっても、なくてはならない存在。
そういうことを思い出して、うぎゃー！！！ってなった。
明らかに自分より、社会的にも地位の高い存在な結婚相手と自分自身を何度も何度も比較して、それでも直子に自分を求められることに喜びを感じてる賢治がなんだかかっこ悪いのにすごく人間くさくて好きだった。
ほぼ2人の会話と、ひたすらセックス…そんな作品なのになんだか観終わったら誰かと話したくなるそんな作品。
しかし、本当に三大欲求に素直だなぁと感じた。
だって、人間だもん。
しかし、これ映画館で観たいシーンもあるけど近くに人が座ってたらソワソワしそうw
