隣家や下水から聞こえる謎の音を皮切りに、恐ろしい心霊現象に巻き込まれていく男と、真相に迫ろうとする研究者達が体験する恐怖を描いたホラー映画。
Filmarksは最高のアプリながらも、
ホラー映画だけは素直に点数を信用できない。
「こんなに怖いのに3.1？！」みたいなことがよくあります。
Filmarksで2.0だったとしてもホラーだけは自分の目で確かめておきましょう。
いやー、良かったよ！
怖いやん！
テンポの良い呪怨やん！
思い付いた怖いシーンを全部ブチ込みました、みたいな詰め合わせ。
これでいいのよ、呪いの原因とか、解く方法とか、そんなもん無い方が怖いんやから。
理不尽が1番怖いんやから。
この映画では、覗くという怖さが最大限楽しめます。
ドアを開けて覗く、
録画したビデオカメラを覗く、
隣の家の窓を覗く、
それでいて「開けたら中にお化けがいました！」という怖がらせ方だけではなく、あの手この手で恐怖を演出してくれます。
個人的には、首の折れたババアが出てくるところが一番怖かったです。
あのババア、霊能者やのに何の役にも立たんなと思ってたら、怖がらせ要員かい！
お前は心霊現象を解く側やろ！
すな！
ホラーすな、お前は！
そうそう、ホラーといえば、霊能者が簡単にやられることで霊のヤバさを表現する展開があるあるなんですが、
今回の霊能者3人組は、中々酷かったです。
70歳ぐらいの老人3人が、
全てを解決してくれるっぽく登場します。
完全にその道一筋、
何人かはラストまでに死ぬやろうけど、確実に霊を倒してくれそうな頼もしさがありました。
なのに3人で命懸けで謎の機器を駆使して、全員殺されて、それでラスト手前にやっと解明したことが「この家、なんかおるで！」レベル！！！
知っとるわ！
開始5分から知っとるわ！
帰れ！！！
