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クーリエ:最高機密の運び屋のgeminidoorsのレビュー・感想・評価

3.7
スパイ関連の作品としては展開が観る側に隙与え過ぎかな。史実に基づいての場合なかなか難しいのかな。
シーモア・ホフマン出演作"誰よりも狙われた男"の方が個人的には入り込めた。
それって監督の違いは勿論だが、何よりカメラ(撮影)かな。何事も比較ばかりしていたら見逃したり見失う事も多いのが常だが、どうしても本作は観ながら、前記の"隙"を感じてしまった。
隙間や閑話が心地良い場合もあれば、逆にどんどん引いて観てしまい"置いてきぼり"をくらう場合もあるんだな…

きっとこの作品はー
我々皆一度は、核で命を脅かされる状況まで"世界は張り詰めていた"のに、巷の或る一人の商社マンの決断があればこそ、二人の男の共鳴で防ぐ事が出来た(世界は救われた)のだったー
みたいな、知られざる事実を"知る事が出来た段階でヨシ"としても、いいのかしらん。
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