るい

クーリエ:最高機密の運び屋のるいのレビュー・感想・評価

3.7

キューバ危機を回避せよ💼


キューバ危機が回避されたその裏側で行われていた隠密作戦についての事実に基づく作品。

アメリカとソ連間の緊張が高まる中、核戦争を止める為の情報の運び屋に選ばれたのはまさかの民間人だった。

ソ連の中でもまともな人がいて、世界平和の為に危険を顧みず自分がやらねばと動いている人がいた。民間人なのに最後まで戦い抜いたイギリス人がいた。

危機が危機で終わって本当に良かったけど、その為に民間人がソ連に拘束され酷い扱いを受けていた事を忘れてはいけない。そして、ソ連の中にも世界を変えたいと思い死力してくれた人がいた事も忘れてはいけない。

ベネさんはこういう役やらせたら右に出る者いないですね。イギリス人商社マンで、イギリスとアメリカ政府に巻き込まれる形でこの作戦に参加する。日に日に消耗していく精神、でも彼も自分がやらねばと奮闘する。

しかし、各政府のやり方もひどいもんがあるな。基本的に人なんてコマにしか見てない。そして今のロシアには失望しかない。


🪆ロシア思い出話🪆
ソ連の建物で、扉のないしかも止まらないエレベーターに普通に乗るシーンを見て思い出した。

ロシア(モスクワ)のエスカレーター超早かった。地下鉄が地下深いってのもあるんだけど、日本のエスカレーターの三倍近い速さで動いてて乗るの怖かったわ。年寄りあれ大丈夫なんか?

地下鉄で言うと、車両のドアはすごい勢いで閉まる。挟まれたらケガどころでは済まないくらいの勢いで閉まる。あれくらいの感じで閉まったら駆け込み乗車は誰もしないと思う。改札もエラーが出るとバンってすごい勢いで閉まってた。

ちなみに、地下鉄は天井が高くてシャンデリアとかあってとっても豪華だった。(昔のまま残ってる感じ)
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