しねま大福

クーリエ:最高機密の運び屋のしねま大福のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウィンとペンコフスキーが次第に心を通わせる過程を、説明でなく映像による演出で描き出した点が素晴らしいと思う。特にバレエを観劇するシーンが良かった。「男の友情」とは、あえて呼びたくない。人間としてのシンパシー、だろうか。
ただ、事実に基づく物語、とは言え、妻や子供がいるのに危険を冒してまで救出に行くだろうか?とか、実際のスパイ戦はもっと冷酷なのでは?とか、どこまで本当なのかが判らない。この手のシリアスなタイプのスパイ映画は大体悲劇なイメージ。少しググッてみたところでは、映画と事実との関係についての詳しい解説は見当たらない。ご存知の方がいたら是非お願いします。
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