おいちゃん

映画プリキュア ミラクルユニバースのおいちゃんのレビュー・感想・評価

3.2
2019年春のオールスター系映画。

春映画は子ども向けのギミックが多いのが常なのだが、それにしても今回はライトを振らせるシーンが多い印象。
同じ絵の流用や静止画のスライドなど、作画面での苦労(節約?)が多く見られたが、春映画はいつも新シリーズとブッキングして大変なのでこんくらいでいいと思う。
脚本というよりは、締め切りとの戦いや貝澤さんテイストによるもの?

立川シネマシティのcスタジオで見たが、子どもアニメのそれじゃない音量で驚き。(大きすぎるわけではないが)
普段は子どもがビックリしちゃうので大抵は音量が抑えめなのだが、今回はきちんと「圧」のある音にする試みのよう。
幼子は最初は驚いたり怖く感じるかもしれないが、聞き馴染みのある音楽をお家のテレビでは聴けない音質で聴ける楽しみを感じてくれると嬉しい。
せっかくの機会なので。

主題歌はもちろん変身バンクで流れるBGM、特にドラムの効いてる「キラキラ☆プリキュアアラモード」の変身BGM「キュアラモード・デコレーション」はかなり聴きごたえあり。
「スター☆トゥインクルプリキュア」の変身バンクはダンサブルなリズムと歌唱パート、ゴージャスな作画と撮影処理を施した画面がデフォルトで劇場フォーマット並みのゴージャスさで必見のパート。
最後の花火もテレビと違ってディレイがなくて最高。
4人の重なり合う歌声のレイヤーに厚み感じられる音響設備とそれを引き出してくれる映写のいる劇場は全国的に見てもそうないでしょう。

そしてなぜか次回秋映画の予告だけほぼ極爆仕様になってて笑った。(フロントのサブウーファー起動した?)
「キラリ☆彡スタートゥインクルプリキュア」サビの「プリキュア!」のところで重低音がこれでもかとぶっ放されてて「これがマッドマックスの聖地で見るプリキュア・・・」となるので大きなお友達は是非cスタジオで見てください。(多分あと数日だけの上映ですが)

秋は久々の単独映画なのでかなり期待値を上げて待つことにしよう。
主題歌をあの音で聴けるのが楽しみです。


ワカンダフォーエバー!!(アレ絶対そうでしょ)
おいちゃん

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