なにこの邦題〜！！
これじゃ観る気にもなんない…
原題は、Dead In A Week: Or Your Money Back
「1週間以内に死ねます。返金保証付き！」とかそんな感じかな。)
作家志望のウィリアムは全く芽が出ない自分の人生に希望が持てず何度も自殺を試みるが死ねず。
橋の上から飛び降りようとしている時「なんなら押してやろうか？」と声をかける男レスリー。なかなか飛び降りないウィリアムに名刺をわたした彼は、英国暗殺者協会で働く暗殺者。結局失敗したウィリアムは彼に連絡して自分の予算内で1週間以内に殺してもらう契約をするが…
まぁ、タイトルの通りなので、ウィリアムの運気が好転し始めて、ちょっと延長とかしようとするものの年間ノルマを達成したい殺し屋レスリーがそれに応じず…と言う緩いドタバタです。
で、こういうのほほーーんとしたブラックな笑いが大好きです！
ヒッチコックの「フレンジー」に出てくる刑事の奥さん夫婦を彷彿とさせるレスリーと奥さんのペニーがめちゃくちゃ可愛い夫婦なのですわ。
こちらは、謎料理を作ってくれる訳ではなく、刺繍大会での優勝を目指す天然ゆるキャラ妻。だけど、天然に見えて実はとっても賢い！
この映画実は、主人公ウィリアム役のアナイリン・バーナード観たさで鑑賞したものの、なんせトム・ウィルキンソンとマリオン・ベイリーが素敵過ぎてどちらかと言うとこっちが主役？
自殺志願者向けのパンフレットが可愛いんだよね。
イラストでいろんな死に方が選べるようになってて死に方によって値段も違う。
ウィリアムは、最初は、道路に飛び出した子供を助けて代わりに車に撥ねられ死ぬというのが希望だったけど、予算が足りなくて結局何処からともなく1週間以内に頭を撃ち抜かれ痛みなく死ねるというのを選択。
痛いのやだからいいなー。
もうちょっとテンポが欲しかったけど、イギリスのコメディ映画らしい感じの笑いで登場人物も魅力があって面白かった。
マイケル・J・フォックスをジョークのネタにしてたけど、そこは、ちょっとなんだか嫌いだったんよね。そんなつまらんネタにすんなよ！って思った。
期待し過ぎは仇となるタイプの映画だけど、観れば結構忘れ難い作品❣️
最後も好き。
