あまんだ

実録 私設銀座警察のあまんだのレビュー・感想・評価

実録 私設銀座警察(1973年製作の映画)
4.0
のっけから、とんでもない熱量。
狂った渡瀬。
ポン中の渡瀬。
暴力に迷いの無い渡瀬。
延々ラリってる渡瀬。
彼には、最早、人の言葉は届かない。
ただただ、ヒロポンの為に生きる殺戮マシーン。
そして、死なない。死んだと見せかけ死なない。しかし、体が死んでいないと言うだけで、その精神は死んでいる。
見境なく、銃口を向け、引き金を引く渡瀬。

今際の際も壮絶。
この映画に、晩年の「おみやさん」渡瀬はいない。

良いもん、観させてもらいましたわ。
あまんだ

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