あまんだ

回路のあまんだのレビュー・感想・評価

回路(2000年製作の映画)
3.3
出社して来ない同僚の様子を見に行ったミチが、ちょっと目を離した隙に、同僚が、首を吊っていたところが一番恐かったなー。首の伸び具合がリアルで。
その後、周囲で進行する怪異に関しては、さっぱり訳が解らないながらも、

「不気味である。」

と、言う一点突破が成功し、何か恐い。そう、理由がないのが一番恐い。何かわからんけど、何か恐い。
ストーリー的には急に、ディストピア?風な方向に舵をきるので、そこも衝撃。
だから、最後まで、さっぱり訳が解らないと言うことで、筋は通っているかもしれない。
徹頭徹尾、意味不明なんやけど、不思議と面白くないとは思わない。

無念だったのは、ちょっと昔の作品だけに、ストーリー以外の事に一瞬気を取られてしまったのが、悔しい。俳優さん、皆、若いな。とか、この頃、ぴったりした服多かったなとか、武田真治、筋肉前やなとか。。。
で、役所さんだけは現在と立ち位置変わらず、大物的なんやけど、無駄遣い感否めず。
落ち着き払った船長(笑)は、必要やったんか。
あまんだ

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