このレビューはネタバレを含みます
ユダヤ系ポーランド人のロマン(ピエール・ニネ)と母親(シャルロット・ゲンズブール)とのお話。
母に英才教育を受けた幼少期、母への愛は絶対。
フランスのニースで過ごす青年期、当然のことながら反抗期。
パリの大学へ。独り立ち。作家志望。
あろうことか小説が採用されるがすぐ落ち目に。
1936年フランス空軍へ入隊。毎週届く母からの手紙に励まされ執筆を続ける。
なんという盲目的母の愛。演じるシャルロット・ゲンズブールが素晴らしい。
人生の幸福とは何なのだろうと考えさせられてしまうそして実話であることに言葉を失う映画「母との約束、250通の手紙」(2017年作)なのでした。