母との約束、250通の手紙の作品情報・感想・評価・動画配信

「母との約束、250通の手紙」に投稿された感想・評価

じえり

じえりの感想・評価

3.0
ピエールニネ
シャルロットゲンズブール

すごい母親強烈すぎる
尊敬できるけど反対に軽蔑もする
息子が大成したから美談にもなるけど…
原作者は結局自殺したらしいのでつらい人生だったんじゃないかな?
父親やそこまで執着する理由なんかが全く分からんからちょっと消化不良
nago19

nago19の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

毒親だけど息子はそれなりに結果を残した。よく反抗しなかったな。調教、刷り込み、でも愛を感じたから息子も愛したんだろうけど言われたとおりに生きて抜け殻みたいになってるのかな。前半はキツかった。差別とプライドが不幸を生む。プライドの高い人が何かを諦めた時怖い。復讐好きだって言ってたしね。軽妙な演出の部分もあり飽きずに観れたけど長い。手紙も250通ってやっぱり粘着質。自分の子育ても考えた。過度の押し付けや期待はしなかったつもりだけど子どもたちにとっては分からない。親は子どもの幸せを願うし喜ぶけど他人からは自慢に見えるかもね。ほどほどがいい。
犬

犬の感想・評価

3.5


シングルマザーとして息子ロマンを育てるユダヤ系ポーランド人移民のニナ
そんな母の夢をかなえようと決意したロマンは、パイロットとして活躍する中でも母からの激励の手紙が届き続けた
やがてロマンの執筆した小説が出版され、作家デビューを果たすことになるが……

フランスの伝説的文豪ロマン・ギャリーの自伝小説をシャルロット・ゲンズブールとピエール・ニネの共演で映画化した伝記ドラマ

才能

回想する

母の教育論
時代を感じます

生活
ロマンスもあり

戦争
そして病気

見応えある話でした
umetono

umetonoの感想・評価

3.4
ロマン・ガリが書いた自分の凄いお母ちゃんのお話。
「せつない」を映画にすると多分こんな感じ。モンスターペアレンツというか、子離れ出来ないというか、熱血お母ちゃんが強烈!シャルロット・ゲンブズールの熱演ぶりが、、、こんなオヤジはみたことあるけど、お母ちゃんも大変そう。
でも、そこに愛があり、それに腹立ちを感じながらも応えようとする姿もあり。
結局、この話がベストセラーになったのかなぁ?
さうす

さうすの感想・評価

3.0

自分が何も達成出来なかった人生だから
全てを息子に託してるように見えた
そんな母からいつでも離れられたのに
息子としての自分に洗脳され
捨てることが出来なかったのだろう
俯瞰で見たら怖い愛だけど
本人達にとっては綺麗な愛だったのかな。

294本目 WOWOW
女優として芽のでなかった劣等感の強い母親、逆に女としてのスキルが強かったら、子供を捨てて借金残して男に走る例も沢山ある。
●シャーロット・ゲンズブール 、水上スキーで事故ってから急に老けだしたかな、「メランコリア」あたりから老鹿になっちゃった。
イザベル・ユペールを演技オーバーにして、首を低くして アゴ付き出して喋ってるカンジ。
●映画よりwowowの"W座からの招待状"
小山薫堂と信濃八太郎の二人の雰囲気が魅力的だった(笑)
●ネタバレっていうかな
9歳 激しい情熱が毒のように全身を回った。
彼女は8歳 ヴァレンティーナ
「墓地に行かない? 怒られる?」
主人公「行くよ」
「ヤンは私のために 土でも何でも食べたわ」
主人公「受難の日々が始まった」
――――――ここまでは面白かった♥️



母は希望通りに成長して欲しいと子供に過度な言動を繰り返すが、子供にとっては、これほどの重圧はない。人生狂わせる。
でも、ロマン・ガリにとっては、母の希望通りに努力して、素晴らしい小説家にもなれたし、母の手紙が届いたから、生きて帰れた。毒親としか思えないが、それだけ母親というのは、毒にも薬にもなるんだなぁ。ラストシーンでのロマンの言葉が本心なんだなぁって思う。
AN

ANの感想・評価

3.5
愛の深さは約束への執着によって測れるとは、薫堂さん…深い。。
フランスの作家(映画監督、外交官でもあった)ロマン・ガリが1960年に発表した自伝的小説『夜明けの約束』をエリック・バルビエ監督が再映画化した人間ドラマ。
原題:La Promesse de l'aube(「幼少期の約束」と訳した方がいいかも)

息子を溺愛し、息子に過剰な期待をするユダヤ系ポーランド人の母親ニーナを演じたシャルロット・ゲンズブールの個性が光る。
母親の期待に押し潰されそうになりながらも母親を愛し、逆らえない息子を演じた ピエール・ニネも好演。
バルビエ監督は、シリアスになりがちなテーマを、時にユーモアを交えながら(フランスらしく女性関係もたくさん入れて)、しっかりした人間ドラマに仕上げている。
250通の手紙の意味は見てのお楽しみ。
なお、1970年のジュールズ・ダッシンの監督作『夜明けの約束』は見ていない。

「人生の夜明けに叶わぬ約束を与えられた者は、残りの人生を不遇に生きることになる。自分を抱き締める女の腕も弔辞の意味しか持たない。……なぜなら、愛の泉はとうに飲み干され空っぽなのだから」

~ロマン・ガリの簡単な経歴を参考までに~
・1914年に、当時ロシア帝国領だったヴィリナ(後のポーランド第二共和国のヴィルノ、現在のリトアニアの首都ヴィリニュス)でユダヤ人女性ニーナの1人息子として生まれる。
・14歳の時、母と共にフランスニースに移り住みフランスに帰化。
・第二次大戦に出征。
・第二次世界大戦後、フランス外務省に勤務し、ブルガリア、スイス、アメリカの大使館参事官、ロサンゼルス駐在領事を務める。
・1956年『自由の大地 天国の根』(ロマン・ガリー名義)と1975年『これからの一生』エミール・アジャール名義)で、2度ゴンクール賞を受賞。
・最初の妻は、映画に登場するレスリー・ブランチ (1944–1961)、
・女優のジーン・セバーグと結婚(1962–1970)、『ペルーの鳥』の監督など映画界でも活躍。
・『レディL』『これからの人生』なども映画化。
・1980年12月2日、遺書を残し拳銃自殺。
ゴンクール賞を受賞したロマン・ガリの『夜明けの約束』を映画化した作品。
ガリと母親との異様なほど濃密な紐帯を描き尽くしており、僕のようなマザコン男にはたまらない作品だ。
母とは、なんと大きくて、頼りになる存在だっただろうか?
母とは、なんと煙たくて、暑苦しい存在だっただろうか?
母とは、なんと小さくて、弱々しい存在だろうか?

繋いでいた手は、いつか離れてしまう。
鬱陶しいほど近かった顔は、いつか手が届かないほど遠くへ行ってしまう。

高名な小説家になり、軍人として勲章をもらい、外交官にもなって、母との約束をことごとく果たした主人公は、幸福な息子というべきだろう。
多くの不肖の息子たちには、いつまでも刺さってやまない作品だ。
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