わたしたちは星
姿形
何もかも違うけど
使命みんな持つ♪
映画館でしっかり見ましたが、改めてU-NEXTで見ました。
スタートゥインクルプリキュアは名作なのであります。作品自体が、多様性の享受という、ダイバーシティが言われる昨今において、子供たちに1番必要な感覚を伝えてくれる作品なのです。
本編第40話、バレちゃった!2年3組の宇宙人、の話はそれが極まれり、胸熱なのです。バスタオルが必要なレベルに。
さて、本映画、冒頭に書いた歌詞、Twinkle Starがテーマソングの映画です。
こんな多様性をテーマにした作品です。
UMAとの出会い、同じ宇宙人としてのララの葛藤、ヒカルの全てを受け入れる心、そしてUMAの正体は実は…とんでもないものだった!と進んでいきます。
ララとUMAの関係性は必見だし、ララが途中で感じた感情は果たして悪者たちの何と違うのか、という考えさせられる映画なのです。
奪うことと、守ること、どちらもエゴになり得る…正義という名の悪、悪という名の正義、現実世界である、1番難しく考えなくてはならない大切な話なのです。
全てがエゴになりうる
大切なものとは何か
選択は周りが勝手に決めることではない
そして、多様性を受け入れあえるようになれたら…世界は…
こんな様々なことを70分の作品から教えてくれます。
そして見終わった後に
とても優しい気持ちになれる。
そんな作品だと私は思います。
子供向けの作品と思われがちなプリキュアですが、毎回、非常に大切なテーマを詰め込んで愛情を持って制作されています。
未来を描く大切さ、多様性の享受、生きている実感と生きていく意思、いまを生きること、そんなテーマが毎回埋め込まれています。
女性声優さんも今や毎年、オーディションを受け、プリキュア声優となることがステータスとなるような時代になっています。
それだけ素敵で魅力的な作品なのだと私は思います。
それが非常によくわかるのが本作です。
5.0にしていないのはどうしても子供がメインターゲットである、それを加味しただけで、本当は5.0レベルな気分です。