ユカリーヌ

英雄は嘘がお好きのユカリーヌのレビュー・感想・評価

英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)
4.0
【過去に観た映画】2019.12.12

1809年、フランスのブルゴーニュでのお話。

オシャレなフランス映画は、
小粋なラブコメで、おもしろかった。

英雄に恋した妹の為に、
戦地から、英雄のふりして
手紙をかく姉。

文才あふれる姉の中で
出来上がる虚構の英雄。
しかし、実際の英雄が帰ってきたら。

と、ここからドタバタの
コメディが盛り上がっていく。

“英雄”も姉も演技が素敵で、
楽しく、笑わせてもらった。

だけど、“英雄”があまりにダメ男。
“だめんず”としては、ダメ男も
愛すべき魅力的な人ではあるけど、このダメさ加減は豪快すぎる。

そして、意外にもエロネタが
多く、節操なき男や、
節操があるかに見えて、大胆な
性癖が表れる女。
ニヤリとしたり、大笑いしたり。

実際の美しき古城で撮影したとあり、雰囲気やファッションも良かった。
でも、この時代の人は、
英雄が好きで、武勇伝を聴く
のが、大好きなのね。


パンフには、ファッションや貴族のことも書かれてあり、
〖だめんず〗の言葉の
産みの親、倉田多真美コラムも。
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