最近は研究室に追われ、なかなかレビューが滞っておりました……徳井さんのようにならないよう(?)溜めていたレビューを少しずつ消化していこうと思います。
渡辺謙がトニー賞にノミネートされていた頃から気になっていた舞台「王様と私」。普段なかなか観に行く機会などはないので、偶然バイト先で上映していた今作を鑑賞してみた。
いやーすごいな。これ目の前の舞台で全て生で演技してるんだもんな。舞台仕掛けから照明から音楽から全て一度きり。こんなのを簡単にやってしまう舞台って奇跡みたい。
ケリーオハラの歌が上手いこと上手いこと。あれ演技しながら歌ってるわけでしょ?バケモノだよ!!(いい意味)
この舞台が作られた頃から強い女性像ってあったんだね。なんだか現代的。男尊女卑の文化に争い、子供に学を教える。サウンドオブミュージックに近いけどより自立した主人公像は魅力的だったね。
渡辺謙もいまや国際俳優。眉間に入る力強さが今作にかける想いをよく表している。噂では歌がちょっと…みたいに言われてたみたいだけど、決して悪くはなかった。ケリーオハラと比べちゃダメ。
大沢たかおも出てたのか!本編見てびっくりした。今作でもしっかり身体仕上げてたね。結構お客さんから笑い取れてた。
小学校の頃、たまに体育館でやってた舞台鑑賞会みたいなの大好きだったな〜なんて思い出しながら楽しめた。今度は生で舞台観に行ってみようかな。