このレビューはネタバレを含みます
クラファンした人達が満足なら
それで良いような気もしますけど。
情報入れずに観たのですが
高校一年生の男女が
自分の好きな景色や時間を共有し
やがて恋愛感情に至る
オーソドックスな物語。
部活の時間
家族の時間
自分の時間
そして、雉子波くんとの時間。
他人→知り合い→友人→好きな人
そのプロセスを丁寧に描いている。
震災被害者ということが
彩のようにサラッと語られ
天気予報の映像はリアルを感じた。
見れなくなってしまうかもしれない景色。
それを留めておきたい。
初恋の人に告白出来なかった。
今度は、後悔したくない。
だから、主人公に告白する。
そして、性急なキス。
浮気は許さないからねで終わる物語。
なんじゃこりゃ。
ちょっと、頭がフリーズした。
軽々に被害者を増やしたい訳では無いけど
初恋の人が
震災でお亡くなりになったとか
そういう事では無さそう。
昔は泣いてばかりだったらしい主人公。
軽く台詞に出るけど
それだけでは伝わりにくい。
主人公達を構成する要素の中の
震災がイマイチ見えない。
おそらく、この地域の人全てが被災者。
なんか、物語の構築から
修正した方が良いのではとも思いました。
2023-221