セガール幹事長代理

“隠れビッチ”やってました。のセガール幹事長代理のレビュー・感想・評価

3.0
ビッチというか、あざとい女がキャラ崩壊する話。

「女子アナからうぬぼれを抜けばいい女が出来上がる」という偉い人の名言にある通り、男の前の女性の立ち振舞は化粧と一緒であまりアテになるものではありません。
朝起きて寝返りをうつとメイクを落とした別人のような女が横で寝ている現象に対して「一晩で二人を相手にできた」と捉えることができるプラス思考こそが真の女好きであり、巨乳だ美脚だ騒いでる時点で男の程度が知れると言うものでございます。

‥という話題で弟の結婚式で盛り上がっている最中の、新郎新婦の鬼の形相が忘れられません。
どうかお幸せに。

そんなことはどうでもよく、本作を観てまず感じたのが「あざとさ」の上手な表現方法であります。男受けする女性のファッションにおける肌の露出の黄金比についてきちんと研究されていて、わかるわあ、となったはなったんだけど、自分の周りになぜそういう良い塩梅の女性が少ないのか真面目に考えたら、自分にあざとくして好かれたらデメリットのほうがデカい、ということに気付いて死にたくなりました。
強いてケチをつけるとすれば、あざとい女性がよくやる、ことあるごとにボクシングの前日計量並みに顔を近づけるアクションは我々素人童貞には刺激が強すぎ、好きになってからストーカーに化けるまでの速度が異常な為、やりすぎは禁物である、という点でございます。
本作を参考にと考える女性がいらっしゃったらその辺り、頭の片隅に置いて頂ければ幸いです。

あとは話が進むにつれて、なぜ主人公はあざとく生きるのか、みたいなプロセスが掘り下げられるんだけど、そのへんはチビや不細工な男が筋トレにハマるのと一緒で、コンプレックスと向き合うのが怖い、というのを改めて知れてなんとなく安心しました。

ジムに行くか迷ってる人におすすめ(雑)