非常に楽しい、ミュージカル映画だった。
途切れなく続くミュージカル…というよりもラップの応酬が気持ちよかった。
街の中に住む人達の、様々な生活模様が、悲観的であっても気持ちよく、さらに楽しげであった。現在のこの世界では忘れかけてしまった景色を見ることのほうが切なく感じてしまったのは副作用か。
根深いテーマは深いものの、それを明るく吹き飛ばそうとする人々を純粋に応援したくなった。
そしてラストの演出ね!個人的にはかなり好きだったので、ラストも気持ちよく見ることができた。賛否はありそうですが、それも選択。街が美しくあることを祈りましょう。