ぶちょおファンク

ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たちのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2 中盤★3 終盤★2.5

実話からヒントを得た作品。

良い点
◯ アレクサンダー・スカルスガルドの役作りにビックリ!!!
サルマ・ハエックも今回あまり見ない役回りで、でも彼女らしさもあり…。(笑
◯Apple設立の口達者なジョブズと技術者ウォズニアックのようなヴィンセントとアントンのキャラ設定。
◯“アーミッシュ”という存在を絡めた物語。
(ここを理解してないと作り手の意図は分かりづらい)

残念な点
●大規模な計画とビジネス、そして失敗の割に何事もなかったかのようなあっさりとした締め。


☆総評
小品ながらなかなか面白い作品だった!

実話ヒントといっても調べてみると“長距離間(約1350km)を直線的にケーブル敷設”し成功を収めた人物が存在するだけで、映画で描かれていることは基本フィクションのようだ。

物語はこのプロジェクトが成功するのか?失敗するのか?がメインで進みますが、観終わると“人生(時間)”について想いを馳せるカタチになっている。

ラスト、雨降るアーミッシュのコミュニティーにて語るふたりの姿が象徴的で印象に残る…。


2021年172本目(+短編8本)