たk41

ゴーストバスターズ/アフターライフのたk41のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

直前に前作までを復習しておいて本当に良かった。特に1作目は話の筋を踏襲しているのでマストで内容把握しておくべきだったかと。
ご存じの通りイゴン役のハロルド・レイミスは2014年に逝去されているのでストーリー的に絡ませるにしても恐らく故人としてなんだろうなぁと思わせていたらその予想を越えてくる描かれ方に思わずブワッと来たと言いますか。この世界観だからこそ違和感なく描けた手法だよなぁ。
ゴーストバスターズのメンバーの誰かが命懸けでトラップに何かを封じ込めたシーンが描かれる冒頭のシーンのフーダニットが中盤まで明確に明かされずちょっとドキドキしたものの前述の件もあるし今作の主役であるフィービーがイゴンと瓜二つだったのでやっぱりなぁと思いながら観ていたり。
終盤に掛けてまでゴーストがマンチャー一体しか出てこなかったのはちょっと残念ポイントだったけれども本業としてゴーストバスターズやってる訳でもなくあくまで跡を引き継いだ子どもたちの初任務と考えると致し方なかったのかなぁ。フィービーは可愛かったし、あの科学オタクキャラクターも◎。相棒のポッドキャストもピーターを思わせる軽妙なトークっぷりで◎。ラッキーが兄に急接近してきて物語にいきなり食い込んでくるのは少しばかり強引だったかなぁ。
謎にPG-12指定だったのは妙に愛らしく描かれていたのに悪趣味全開にゴア描写で描かれていたマシュマロマンのせいなのかはたまた門の神と鍵の神に関して直接的な言及があったからなのか笑
実際にライトマン親子二代に渡って制作されてるってのが今作の内容とも相まっていてとても良かったよなぁ。
個人的な思いで言えばミッドクレジットで描かれる過去作からのもう1人が突然登場するあのシーン、本編との繋がりが皆無なのでフィービーとかのその後が見たかった感あったなぁ。ポストクレジットシーンはとても良かったけどね。
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