ヤスマサ

ゴーストバスターズ/アフターライフのヤスマサのレビュー・感想・評価

4.0
1989年に公開された「ゴーストバスターズ2」の続編。
田舎町で封印から解き放たれたゴーストを退治するホラーコメディ。
原因不明の地震が頻発する田舎町に越してきたフィービー(マッケナ・グレイス)は、その原因が、ゴーストバスターズの創設メンバーの1人である祖父のイゴン・スペングラー(ハロルド・ライミス)が封印したゴーストの仕業だと突き止める。

過去作の続編で、第1、2作の監督アイヴァン・ライトマンの息子ジェイソン・ライトマンが監督を務めたことでも話題。
「ゴーストバスターズ」ファンの期待を裏切らない内容だ。
舞台を当時のニューヨークから30年後の田舎町に移しているが、しっかりとストーリーが踏襲されている。
勿論、昔の作品を観てからの方が盛り上がるだろうが、この作品から観ても問題なく楽しめる作品だ。
パワーアップした車や各種装置、そして何よりメインとなるゴーストやマシュマロマンがファンを喜ばせること請け合い。
家族の愛と絆をテーマに、巻き込まれるスペングラー家と子供達の活躍が見もの。
序盤で衝撃的なシーンから始まるが、キャスティングに納得。
往年のゴーストバスターズ揃い踏みに、悲しい所もあるが最後の最後の最後まで目が離せない。
トウモロコシ畑の向こうに何かを感じるところは、「フィールド・オブ・ドリームス」を感じてしまった。
懐かしさに嬉しく興奮してしまうが、単純に面白い映画。

兄トレバー役のフィン・ウルフハードは、「IT」、「ストレンジャーシングス」と超常現象ものに特化した俳優の印象になりつつあるように思ってしまう。
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