swansong

レオンのswansongのレビュー・感想・評価

レオン(1994年製作の映画)
3.9
「カリッ…… 嵐の前の静けさは最高だな。 まるでベートーヴェンだ。」

Oh yeah!
ゲイリー・オールドマンの薬の飲み方は、もはや”至高の鉄板ギャグ”の域に達してますね。

「なあ頼むわゲイリーくん、”緑と黄色のカプセルのアレ”、今年もやってぇなぁ♪」

忘年会新年会で毎年しつこくリクエストされて、ゲイリー兄貴もいい加減うんざりしておられることでしょう。

閑話休題、およそ10年ぶりに観た「レオン」は、私の記憶よりもはるかにセンチメンタルな作風で、誤解を恐れずに言えばベタベタのメロドラマの世界。
アラン・J・クイネルの小説「燃える男」や若山富三郎版「子連れ狼」なみのハードボイルド路線を期待して観始めたせいで、ちょっぴり肩すかしを食らっちゃいましたけど、それでもこの映画はめちゃめちゃ面白いですね♪

ちなみに、抗争に巻き込まれた子どもとそれを護ろうとする犯罪者の逃避行を描いた作品と言えば、swansongがイチ薦しするのはジーナ・ローランズ主演の「グロリア」(’81年)です。

こっちは殺し屋に追われてる男の子がグロリアになかなか懐きませんが、そこがイイ♪
「レオン」をも凌ぐ傑作だと思いますので、ぜひいちどトライしてみてくださいね。

(*≧∇≦)) オールドマン刑事 ガカプセル ノンデウエムイテ もの凄い顔 スルトコロ、ナンカイモ ミテシモタ!
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