このレビューはネタバレを含みます
好きじゃないタイプのファンタジーだった。なんでもありタイプのやつ。後付けして辻褄合わせた脚本のように感じた。
豪華俳優、豪華声優並べればいいってもんじゃないんやで……
永野芽郁ちゃんの声は透明感があるから光るものがあるのはわかる。ただ声優向きでは無かったよな。
そしてそれを補佐するかのように並べられた声優人。プロもプロでやりにくそうな脚本。声優陣の本気度は残念ながら伝わらないので悲しい。
どのシーンも感情移入しにくいし、
キャラクターのセリフがほぼ説明的すぎる。ラストシーンのハルの説明はなんなの?は?え?ってなる。
じいちゃんはなんで二ノ国行き来してたの?なんのひとだったの?
→あとから考察調べたらゲーム版二ノ国の主人公だった説。知らんがな。ゲームやってない人も分かるように作るから作品として成り立つんやろ。
あと姉ちゃんも二ノ国行ったんでしょ?
二ノ国の存在と自分の命を繋ぐ者に出会って驚くシーンも必要だったのでは?
ジブリや宮﨑駿作品が好きだからこそ、この作画でこの内容の薄さで公開されたことが悲しいぞ。