このレビューはネタバレを含みます
予備知識なしで見たのが逆に良かったのかもしれない
男2人のレースに対する情熱と友情の物語
車とレースを愛する頑固者のケンと
レース経験者だけど1台を3人に売り付けるような胡散臭い車屋のシェルビー
レース車を開発し名をあげたいフォード社
ケンの純粋な車への愛情に次第に心を動かせれていくシェルビー
しかしながら、レースに勝つことと商売が切っても離せないフォード社と
そこの葛藤や争いもある
車への愛と情熱、シェルビーとの友情に男心をぐっと掴ませる
派手さや、ド迫力っていうものはないけれど、心の奥底に静かな青い火をつけられるようなそんな感覚になった
あと、時代背景の再現力がとても高くて、旧車好きには劇中の車たちはたまらないんじゃないかな？
クリスチャンベイルの役の作り方が凄すぎて途中まで全然気づかなかった。
最初なんか見たことあるなぁ…って思ってた
最終周回で並んでゴールしたのはケン自身の意志と、後発の1位という結果への抗議をしたのは実は副社長という事実を知ってちょっホッとした
