このレビューはネタバレを含みます
とても目を塞ぎたくなるシーンが多いが伏線回収が好きな人は絶対に見るべき。
初めのシーンから、妹のベスは小説家を志していただけあり想像力が非常に豊か、故にちょっと変わり者、という印象を受ける。姉のヴェラはヤンチャさはあるものの妹よりもしっかりしている。これが最後の「書く方が好き」という一言までちゃんとストーリーが繋がっていた。皮肉なことに、精神的に耐えきれず現実から遠ざかっていたのは姉ではなく妹の方であったとあうこともかなりの衝撃だった。他にも、妹の空想世界の登場人物に関する伏線も散りばめられているなど、とてもよく考えられている作品。刺激が足りないという方は見るべき。