このレビューはネタバレを含みます
パスカル・ロジェ監督知らなかったが、トラウマホラーて形容されるくらいだから、どんだけ怖いんかと思ったら全然違ってた。ホラー映画のようでいてホラーではない映画でした。
最初の飛び出す人形のところで僕は直感的に気付いてしまったんだよね。
まったくビックリしなかったから。
一発目のジャンプスケア失敗。
これはホラー映画にとって致命的だ。
大丈夫だろうか?と不安になったが、それ以降のジャンプスケアはそれなりに成功してる。ただ、人形モノのホラー映画にしては気持ち悪さを感じないなーと。
ロブゾンビのような屋敷も装飾過多で、情報が多すぎて白ける。だから、これは幽霊屋敷の話でもない。
物語が進んでいくうちに、そうした違和感が解決されていき、なるほどなあとなってくる。
お母さん役、どこかで見たことあるなあと思ったら、ミレーヌ・ファルメールじゃん!これまたなるほどなキャスティング!
あのアンティークな人形屋敷はロブゾンビの屋敷なんかじゃねえよ!彼女の世界そのものだ。
トラウマホラーの意味だが、視聴者の感想がトラウマものの恐怖て意味ではなく、監禁虐待暴力シーンがあるから、主人公たちがトラウマを負っているていう意味なんだろうね。あんなブサイクなメイキャップで姉妹を演じる女優さんたちがちょっと可哀想w