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DUNE/デューン 砂の惑星のBiBiのネタバレレビュー・内容・結末

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

待ってましたー!ティモシーくんの初アクション大作!存分に堪能したくてDolbyCinemaで見てきました。最高だった。暑苦しいレビューになること間違いなしです笑。

映像すごかったー!映画館で見るための映画です。醍醐味!(DolbyCinemaを福岡に作ってくれてありがとう。。)
舞台である砂の惑星はもちろん、舩の造形や衣装や保水スーツのデザイン、要塞の中の装飾まで、どれを取っても素敵だった。特に、荒廃的でそれでいて超未来的な雰囲気のアラキスの美しさ。ディストピア好きの私にはもうたまらなかった。。公爵家のみなさんの正装も眼福でした。移住してきてからのポールの部屋が、、!好き!それから宇宙船が水の中から出てくるシーン!ワクワクした!
サンドワーム気持ち悪かった。あんなに大きいとは思わなかったけど笑。他の種類のモンスターもいそうで、それも見てみたいですな。敵?であるスカルスガルドのお父さん、最初誰かわからんかったけどビジュアルの醜悪さも手伝って怖かったです。なんで浮いてるの。治療とかいって浸かってたドボドボした油みたいなのも、気持ち悪いけど宇宙っぽくて未来っぽくてよかったです。

ストーリーは、キーワードが多くて原作知らない身からするとちょっと難しかったけど、原作を知らない人に説明しつつ、という感じもしました。逆に言うと、なかなか話が進まない。最後の「まだ始まったばかり」という言葉通り。タイトルに出てきた「PART 1」の文字を見た時から薄々感じてはいましたが、やっぱり、フレメンと合流してから先がもっと見たかったな。ゼンデイヤもハビエル・バルデムももっと!

キャストが豪華でしたねー!スターばっかり!サノスとティモシーくんが組み手やってるの熱かったし、アクアマンの信頼感と包容力ったらない。かっこよかった。他にもポー・ダメロンいるしドラックスいるし、すごいな。

そして何より誰より、ティモシーくんです。キャリア初のアクション大作ということで、楽しみ半分不安半分だったんですが、予告を見た時に「速く動くティモシー・シャラメ」にめちゃくちゃ感動して笑。あの壮大な世界観の中、そしてヒーローとスターばかりの中に決して埋もれず、主役として華があって存在感もあり素晴らしかったですね。相変わらず彼の持ち味である繊細な心の動きが伝わってくるようなお芝居で。だからこそ、父親を失ってポールが成長していくのをもっと先まで見たかったです。

あぁ、ティモシーくんの映画をこの先100本観たい!いつでも彼の新しい作品を楽しみに生きています。君の名前で僕を呼んで、で彼のお芝居を見て好きになって良かったなぁと思う。DUNEで、また新しい可能性を見せてくれたことがすごく幸せです。この先歳を重ねてどんな顔を見せてくれるのか、楽しみです。

今回はドルビーシネマだったので、2回目はIMAX見に行きます!とりあえず先が気になるので、原作読んでみようかな。
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