このレビューはネタバレを含みます
広大な砂の世界。砂の中に混じるスパイス。
サンドワーム。青い目の民。沢山の宇宙船。
目に耳に斬新な映像体験をさせてくれました。
IMAXで鑑賞。
そして、観終わって数週間経ってもこの作品のことを考えてる自分がいる。
じわじわと侵食されている感じ。
何かしらの存在を暗喩させる2時間半。
ヴィルヌーブ監督らしい雰囲気。
真実を知るのは母親?
予備知識がなさすぎて、追いつくのに必死でも、とにかく美しい映像。
自然から、無機質なものまで全部美しくて魅入ってしまう。
映像や音に感動して、その後に思ったことは、、
不勉強だったな。と。
ベネゲセリット?クイサッツ・ハデラッハ?とか、字幕読むのに必死よ。
ネタバレ回避の為に、まっさらで行ったけど、原作の基本情報くらいは頭に入れておくべきだったかもしれません。
ヴィルヌーブ監督ならネタバレしない方がいいって思うじゃん…
最後とんでもない大どんでん返しや、ドーンと大きな心に響く何かを残してるんでしょ?っていう変な期待をしてしまった。
が、これ二部作なんですね。。
そしてキャストが豪華。主役級が沢山。
ティモシーシャラメ。
凄いな、この子。どの角度からでも綺麗で。
好みで言うとジェイソンモモアですが。
オスカーアイザックも良い役だったなー
最期、涙が一筋流れるところ、、
これから愛する妻と息子のことを思うと、こちらまで泣ける。
ジェシカの反撃もなかなかテンション上がりましたね。ボイス、だっけ。
恐ろしい能力だわ。。
レベッカファーガソンも凄く良かった!
ゼンデイヤはラストにちょっと出てきたくらいですが、砂漠の民が似合いますね。綺麗だわ。
キャラクターをあげればキリがないですね。
欲を言えば、それぞれのキャラをもっと観たかった笑笑
トンボ型のヘリにもびっくりしましたね。
それまでにいかにも近未来!
いかにもドゥニヴィルヌーブ!って感じのつるんとしたデザインの乗り物が出てくる中で、突然出てきたトンボ。
またこれが面白い。滑空シーンなど迫力ありました。
ナウシカを連想しました。世界観もだけど、、サンドワームがこっち見た時。
そこから、ポールの幻聴が聞こえるたびに
『そのもの蒼き衣を纏いて金色の…』を思い出してしまう。。
SWまでこれを参考にしていたとは…フォースはボイスからヒントを得たんでしょうか。
デヴィッドリンチが過去に失敗している、っていうのは知ってたので、そこから観てみた方がいいんだろうか。
これからみなさんのレビューみて勉強します。
色々知ってから観れば、もっとワクワクしたのかもしれないな。
なんにせよ、次回作も楽しみです。