劇場鑑賞作品。
THE SF超大作、という感じ。
ただ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品なので、娯楽超大作という感じではなかったなぁ。荘厳な音楽、ちょっと暗めの画面、意味深なカットインと、芸術的な側面が強く、STAR WARSのようにワクワクしない。
本作も「DUNE PART 1」の原題からも分かる様に、PART 1として作られていることから、お話は途中で終わるし、明らかに次作以降に盛り上がる部分が待っており、本作は盛り上がりに欠ける。
色々と複雑な設定に関しては観ているこちらに分かりやすいようにしてくれているが、それにしてもちょっと長い。意味深なシーンややり取りが多い気がする。高尚な感じはするが、楽しいかと言われると、違う。
クリストファー・ノーラン監督作品を観ている時の感じに近い。壮大で荘厳で見応えはあるし、映画館で観るべきだが、「楽しい!ヒャッホー!」という作品じゃないんだよなー。
ただし、まだまだこれから色々起こりそうだし、楽しみであることは間違いない。
星は4つの気分だったらパンフレット買おうと思っていたが、星は4つはないなぁ。3.7とかかなぁ。次作に期待。ただ、アホの私は次作まで本作のことを覚えていられないだろう。
あと、あの油みたいな湯船には浸かりたくない。