このレビューはネタバレを含みます
フルCGグラフィック、そして原作と同じくすぎやまこういちさんの最高の音楽、そして何周も何周もした大好きなドラゴンクエストV、花嫁問題はどう扱うのかなーなんてウキウキしながら観に行きました
映画が終わった後、最悪の気分で劇場を後にしました
途中までは良かった。途中までは。
正直、フローラが身を引くシーン(ビアンカ選ぶのが正解でしょ)の演出はフローラ選んだファンからしたらいらなくないか?とも思いましたが、それでも戦闘シーンやアルスとの再会、パパスの意思を継いで進める冒険、悪くないなと思いました。
9割まで進んだラスト。声が出ませんでした。
実はドラクエオタのゲームの中の話でしたーというオチ。
加えて、ミルドラースに擬態したウイルスの台詞「大人になれよ」
はぁ?
いや、ドラクエもといゲームとは、自分ではない誰かになれる、もう1人の自分を楽しむものであってそれに大人も子供もなくない?というのが個人的な意見です
ドラクエファンのみならず、ゲームファンの顔面に唾を吐きかけて、大切な思い出を踏みつける冒涜。
ウイルスと対峙しゲームの世界だと思い出して、それでもゲームを完遂させる主人公の描写も非常に弱く、オチとしてはクソです。
このオチのシーンの後ろで、せせら笑っている山崎貴が透けて見えて吐き気がしました
途中までは80点、ラストのシーンで−1000点という作品でした
ネタとしても観れない笑えないオチに最悪の気分です
円盤化しても観たくありません
原作とドラクエ・ゲームファンへのリスペクトを欠いた稀に見るクソ映画だと思いました。
駄文失礼いたしました。