アキラナウェイ

スーパーインテリジェンスのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

スーパーインテリジェンス(2020年製作の映画)
3.3
my favorite コメディエンヌ、メリッサ・マッカーシーを久し振りに摂取する。

世界初のスーパーインテリジェンス(超人工知能)が人類の行く末を決めるにあたり、人間の行動パターンの分析対象として選んだのは、ごく平凡な女性キャロル・ピーターズ(メリッサ・マッカーシー)だった!!

人類は救われるのか?
それとも滅亡させられるのか?
全人類の命運はキャロルに託された—— 。

劇中のキャロルが大好きな有名人との事で、スーパーインテリジェンスの声がジェームズ・コーデンっていうのがウケる。

これ、数年後には一般家庭にもAI導入が進んで、好きな有名人ヴォイスに設定とか、普通に出来そうじゃない!?

はぁぁぁぁ。
そうなったらエル・ファニング一択で。
「室内温度ヲ26℃ニ設定シマシタ」
「オ風呂ガ沸キマシタ」
「洗濯ガ完了シマシタ」
ぬふぅぅぅぅ。
エルたんヴォイス最高やないか。
勿論英語だろうけど、それで全然OKです。

ハイ。
妄想はここまで。

スーパーインテリジェンスがキャロルの行動分析を行うにあたり、彼女に指示したのは元カレであるジョージとの復縁。

ジョージ役に顔の濃ゆい「アントマン」のボビー・カナベイル。キャロルの親友デニス役には「エターナルズ」ファストス役のブライアン・タイリー・ヘンリーも!!

歌えるおデブこと、ジェームズ・コーデンとの掛け合いも面白いが、今回のメリッサは、下ネタも抑え目のラブコメ寄り。

キャロルは本当にジョージの事が好きなんだと思わせる表情をする。女優として流石デス。

ツッコミ所は多いけど、世界の終わりを目の当たりにしながらキャロルが選択した行動は素晴らしいし、不覚にも涙がポロリ。

ラストシーンのカープール・カラオケ(ジェームズ・コーデンは歌声のみ)も楽しげで良い。

監督はメリッサの実際の旦那様、ベン・ファルコーン。メリッサ主演作の殆どは夫婦で製作してたのネ。流石、愛妻を可愛く映す事には長けている筈だわ。