ドイツ映画祭にて。
EUフィルムデーズですでに絶賛の声を聞いており、行きたかったんだけど見逃していた今作。とても大好きな作品でした。
主人公ベニーの演技が強烈。最初ドキュメンタリーかと思ったくらい。かわいくて、凶暴で、やさしくて、切ない。
今作の後『この茫漠たる荒野で』(Netflix)でトム・ハンクスと共演してるみたいなので、早くチェックしたい。
出てくる子どもたちはみんな素晴らしかった。一緒にスケートする男の子の顔が、あの役をするための理想の顔をしていた。主人公に次いで印象に残ってる。あと弟もよかった。
ベニーを守ろうとする大人たちもいいんだよね。悪い人はいない。けどベニーの環境はなかなか改善されない…
ママへの愛は月までの距離くらい。アイスクリームよりもポテトフライよりも好きってママへの歌が泣ける。そしてポテトフライのTシャツかわいすぎ。
・やまびこ
・赤ちゃん
・犬
・恐竜のぬいぐるみ
今年のドイツ映画祭は『悪は存在せず』と今作と傑作が多い。どちらも早く公開してほしい。