またとんでもない子ども映画が誕生した。
主人公は9歳の女の子。家庭環境の影響もあり、極端に攻撃的ですぐにキレてしまう。暴力を抑えられず、手に負えない問題児だ。
その裏にあるのは愛情への強い執着。
とりわけ母親と一緒にいたいのに居られない欠落と寂しさがつたわってきたさて苦しい。
里親やグループホーム、特別支援学級行く先々で盗みに暴力、いたずらを超えた大きな問題を起こす。
見ていられないほどの酷い行動。それでも寄り添おうとする大人との心の抱擁と裏切り。母のどうしようもない行動。
一瞬の可愛らしさと鬼畜のような行動。愛情への飢え。何度も何度も苦しい。
