救われて どうかやさしい子
誕生日の歌 生まれてきてくれてありがとう 泣いてしまった 愛されてほしい
気づいてほしい 愛を向けるひとに 牙を剥かない
赤ん坊をあやす姿 弟妹には文句を言っても当たらない姿 光を反射する 鏡のような心
ミヒャもひとつ 誰かに救われたひとなのだとおもう だから 境界を定められなかったのではとおもう
現実に 誰でも手を差し伸べられるわけではない 対等に接する姿勢が試される 優劣など人間にはない
世界は狭いけど 広いのだ 自分で自分を愛せたら それにはまだ幼すぎた
あの母親みたいなひとがこの世から消えればなァとおもう 許さない