中国、2組の親しい家族が「ひとりっ子政策」に翻弄される激動の物語。悲しくて厳しい中にも愛情溢れる大傑作に号泣だった。
事故で亡くなった息子。引き取った養子。強制堕胎させられた子。過失に悩む息子。浮気相手の息子。どの息子も愛すべき宝だった。
時間が前後するから、こんなに長尺なのに何度も戻って観たりした(理解力…)、そして最後にこの時間が交差する演出の意味がわかって沁みた。
「蛍の光」ってスコットランドの民謡なんですね。あのメロディに乗せて郷愁溢れる歌を聴くシーンがとても良い。
食事シーンに出てくる、白くてふわふわのおまんじゅうの皮みたいなアレは何だか知らないけどとても美味しそう。手でちぎって食べたいな。