在りし日の歌の作品情報・感想・評価

在りし日の歌2019年製作の映画)

地久天長/So Long, My Son

上映日:2020年04月03日

製作国:

上映時間:185分

ジャンル:

あらすじ

「在りし日の歌」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

『在りし日の歌』

1980年代中国ー2組の家族は、一つの家族のように、国有企業の工場で働きながら、ささやかな日常を幸せに過ごしていた。が、ヤオジュンとリーユン夫婦の最愛のひとり息子の突然の死により、すべてを失うことにー。深い悲しみを抱えた夫婦は、故郷を離れ、親しい友と別れ、見知らぬ土地に移り住み…。

改革解放後の中国で、“ 一人っ子 ” 政策の1980年代、目覚ましい経済成長を遂げた1990年代、そして2000年2010年と、激動の時代を生きた夫婦の30年の物語。

3時間(185分)と長い。

しかも寒い日なのに新コロナ影響で更に会場(神楽座)に外気からの空気調整が入り…私は席を立たずに済みましたが…。

冒頭病院の看護婦等々…不必要なカット(シーン)も多く30分は短く出来るかな。

前半は少し退屈なストーリーも、後半は意味付けが分かり時代は飛ぶが、ストーリー展開が読めてくる。

ラストは良かったね❤のハッピーエンドで、涙😢

男優・女優の容姿も含め、中国らしい映画でした。

31/2020
SUNSHOWER

SUNSHOWERの感想・評価

3.9
まずはプロットが緻密ですごい。30年におよぶ2人の夫婦の物語を、ほとんどシームレスに時間軸が入り乱れて進んでいく。最初の1時間は「?」の連続だけど、それを過ぎるとおおよそのピースが揃い、全貌が見えて来る作りになってる。結果、3時間という長さに関わらず、無駄が一切ないというのが驚きだった。

あと、夫婦の演技・特殊メイク・演出も素晴らしかった。ラストの表題が出てくるシーンのセンスには鳥肌が立った。中国の時代背景も勉強になった (●'ᴗ'●)✧
no58

no58の感想・評価

4.7
ラスト号泣してしまった。。

長いんだけどめっちゃ面白くて見入ってしまった。。

最愛の息子を不慮の事故で亡くしてしまった両親の20年間?の話

お父さん役の方が本当にいい顔していて、時折話が前後するけれど、若返ったり老けたりも特に違和感なく楽しめた
お父さんの例の件にはおいー!!という怒り。それ必要だったかな。。
でもこのことを差し引いてもいい映画でした。
すごく不憫すぎるのに、めちゃめちゃ健気なお母さんにさらに号泣。

あんまりネタバレせずに見たほうがいろいろ楽しめると思うので、詳細はあまり書きませんが、
主人公夫婦以外の人の名前と顔が一致するまでちょっと時間かかったので、キャストのところチラ見してから見たほうがいいかも。

中国の街並みがすごくよかったなぁ

ベルリン国際映画祭最優秀男優賞、女優賞おめでとうございます。
ほんと役者さんがすごくリアルな演技をされていて素晴らしかった。
名前で調べたら、半分以上この人の出てる作品観てたけど全く気づかなかった笑
これからもチェックしよう。。

パラサイトもそうだけど、こういう顔の俳優さんが主役になる作品って日本では少ないよね。。
K

Kの感想・評価

-
一人っ子政策に人生を狂わされる夫婦、その30年間を描く3時間。中国という舞台なくしては成立しないユニークな人間ドラマと、そこに普遍性を与える演出。殺風景だけれども美しい水辺のロケーション、時空を自由に行き来する編集も素晴らしかったけれど、何よりもフレームの内外と窓枠/ドア枠を駆使した撮影があまりにも凄すぎた(撮監は『ポエトリー』『私の少女』のキム・ヒョンソク)。
父親の一件の回収と時々クリシェに陥る点だけが少し残念だったけれども、とても良い映画だった
まおう

まおうの感想・評価

4.0
ベルリン国際映画祭にて男優賞と女優賞ダブル受賞の中国映画。80年代から現代にかけて中国激動の時代を駆け抜けたとある家族の物語。
社会主義や一人っ子政策に翻弄される夫婦の姿を通して家族の絆や親子の在り方を静かで温かな視点で描く。
非情な世の中に何度も身も心もズタズタにされながらも、全てを許す菩薩のような穏やかな顔で饅頭を蒸し何皿ものおかずを用意し、夫や息子の帰りを待つ母の姿があまりに切なすぎて5回くらい自分の心臓が潰れる音が聞こえた。こんなん無理やろ。サイコパスでさえ泣きながら母ちゃんの元に帰って温かいご飯食べて膝で眠る。
途中5回くらい「心筋梗塞かな?」ってレベルで胸が締め付けられるのに最後の30分は更に全身の水分が目から溢れる怒涛の号泣タイムが待ち受けている…何この映画…中国からの刺客か???