優しい世界だった。
その優しさは浅さと粗さの上に成り立ってる気がしたけど。
アイデアがめちゃ面白なだけに、どこに着地させるのかが凄く気になってた。
世界に認められながらも自作の曲は全く評価されない葛藤を描くのか、スターダムに上がるのと比例して生まれる自責の念に駆られるのか、どこかで世界のカラクリが解けて糾弾されるのか。
どこにでも持っていける話ではあると思ってたけど、なんてことはない。世界は超優しくてハッピーに溢れていたんです。
一消費者がそんな穿った見方をするのは心が汚れてるか自分の水準を高く見せようとする評論家気取りのどっちかで、物事を楽しむことを忘れてしまったんじゃないですか、寂しいですね。と突き付けられたようなラスト20分でした。
リリー・ジェームス超可愛い!
ビートルズ今聴いても格好良い!
ジャック、送別会でフランツフェルディナンドのTシャツ着てるんオシャレ!
それで成り立つんです。
all you need is loveなんです。