jawをつかんで

イエスタデイのjawをつかんでのネタバレレビュー・内容・結末

イエスタデイ(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2019.10.18 越谷イオンシネマ。

輸入サントラ盤を手に入れて、ちょっと期待してたんですね。
観たら宣伝にあるラブコメと言うにはどっちも弱いかな。こういう話はSFの「パラレルワールド」の範疇です。
ザ・ビートルズを知らない世界の話しは成立しないと疑っていたので、あれこれ他にも存在しない物事があるというくすぐりが周到に張り巡らされていたのはまあ、健闘したというか。「JAWS」のポスターには吹き出しましたよ。
主人公が歌詞を思い出そうと必死になるところ、これは納得だなあ。
「USSRと言うのは凄いな、ぼくが生まれる前の話しだ」という台詞が印象的だった。
「サムシング」録音の時、「泣きのギターを」とリクエストしたら華奢な女性ギタリストがかましてOKになるシーンが笑った。彼女はレイラか?
「コカ・コーラ」と「タバコ」は驚いたけど、「ハリー・ポッター」の件は無理だったような気が。
ビートルズを知っている高齢者が二人登場するんだけど、この人達もこっちからあっちに跳ばされた人なんだろうな。こういう感覚はSFならでは。しかもジョン・レノンがあっちでは生きていた、というのもパラレルワールドの美味しいところ。
もう一回観てこようかな。いろいろな見方、考え方がある様な気がして。
劇中曲の「サマー・ソング」、嫌いじゃない。

そういえば、他に「イエスタデイ」と言うタイトルの映画があったのを自宅のサントラ盤を漁ってたら思い出した。。60年代のノルウェーの高校生のバンドの話し。製作は2014年で、日本公開は2016年。