ユキノナーニー

アンダー・ユア・ベッドのユキノナーニーのネタバレレビュー・内容・結末

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

『#アンダーユアベッド』
7/22(木)
#安里麻里 監督& #高良健吾 君
プレミアトーク日に♪
自分のDV受けていた頃の辛さ思い出され、目の前で起こる事に堪え・時に顔背け、時に涙し鑑賞。
(悪夢のようだが、私の小さな体も痣だらけだった💥
「暴力は嫌い」と言っていた大好きだった人が「これはDVじゃない!プロレス技だ」って豹変するなんてだった。)

高良くん演じる=〈三井〉の、千尋からたった1回自分を認め・優しい言葉かけてくれた幸せな思い出。
それ故の行動が周りから見れば異常、狂気に当たるのかもしれないが、
変わり果てた〈憧れの千尋〉見て故の
行動も徐々にで、私には気持ちが解り
〈狂気の愛〉とは映らず、
〈純愛〉であった。

誰か居て欲しい&救って欲しい!1ヶ月1回届く花を楽しみにしていた千尋にとって、花を贈ってくれる誰かがいる事実!
その存在は救いであったのもたまらなかった。
そしてラストも。。。
過激を売りにするより、
とても胸に響く作品であった。

〈千尋〉演じた #西川可奈子 さんは
2年前のロマンポルノリブートプロジェクトの、
#中田秀夫 監督『#ホワイトリリー』
3回鑑賞していて、
トークイベント 他でもお話しさせて頂いていたが、
グンと演技力&存在感増していて魅了された。彼女だから、彼女の魅力で成り立つ役であった。
高良健吾さんはもちろんの演技力と存在感であったが、凄い役者だと作品ごとに常々思わされるが、
2年前の『#月と雷』のトークイベントの時のように、スーパーカッコ良くも
気さくで飾らず真摯な態度が心底好印象!!

本作、現在単館 #テアトル新宿 、
それもレイトショー1回のみはあまりに勿体無さ過ぎる!!
レイトショーはやはり観られない人も多いし(自分も今日必死に出掛けた!)

一応「R18+」だけど、
「愛し、愛される事」、
「認めてあげる事」、「優しさ」など
大切な事が詰まった本当に心に響く秀作✨
時間、枠を広げ、拡大上映望まずにいられないです!!
安里監督、素晴らしく映像化をありがとうです♪



※2年前 『月と雷』@テアトル新宿
#安藤尋 監督、#村上淳 さん、#高良健吾 君のスペシャルトーク日に、
死にたくなっていた程嫌な事があり。
でも気分変える為にも出掛けようと
心奮い立たせ出掛けての、
鑑賞後(あの日も雨だった)~
舞台挨拶中、「村上さーん」と声かけたら「何?チェキ欲しいの?あの子に!!」と、村上さん撮られた高良君のチェキを頂いて。
その後、何とお三方のサイン会になった際に、
パンフにサイン頂き、握手して頂いた際に、
「今日、死んじゃいたい程の事があったのですが、思いきって観に来て良かったです!」と思わず口にしていたら、
村上さんと高良くんが揃って、
「えっダメだよ、死んじゃ!!」
村上さんも「チェキも貰えたでしょ!」
と、お二人して再び手を握り返してくださり~
今も辛い事いっぱいあるけれど、
何とか生きていられます。
映画の力、好きな人・役者さんの力って本当に大きいです。
あれから何度も村上さん、高良君実物も客席から観て、
映画も沢山観ていますが、
常に感謝せずにいられません。