ぼとる

サイダーのように言葉が湧き上がるのぼとるのレビュー・感想・評価

3.8
他人とコミュニケーションが取れず、ヘッドホンで外界を遮断するチェリーと、マスクで顔を常に隠すインフルエンサーのスマイル。

外面と内面。
それぞれが抱えるコンプレックスを、互いが互いにほぐしていく。
甘酸っぱい清涼感のある、一夏の恋。

十七文字で綴る「文字の芸術」という俳句のスタイルを一貫してきたチェリーが、「言葉」として俳句を詠むシーンは最高でしたね。

文字で魅せる俳句を使い、動きと声でアニメーションに命を吹き込む過程を見事に表現していました。
ぼとる

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