ゆんぶりっく

スピーシーズ3 禁断の種のゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

スピーシーズ3 禁断の種(2004年製作の映画)
2.0
スピーシーズなのにエロがねぇ!!もちろん上半身裸姿くらいは出ますがシナリオの路線変更のせいかガッカリ。
またエイリアンのぐちょぐちょグロな感じもかなり抑えて目で1作目の魅力は皆無。
1作目のヒット要素を2作目で拡大。3作目は変化球で来ましたが素直な感想は「こんなん見たいんじゃねぇ」

設定としてイブの子は3分の2がエイリアンのDNAの為、人間とは生殖活動を行えない様になっている。
つまり、おっぱいだけ見せておいてそれ以上のお色気シーンが全然ないんですね!
途中から脚本家も「そろそろエロ入れておかないとヤバいか?」と思ったのか別の女エイリアンが登場しますが時すでに遅し。
こちとら1時間も退屈な展開を眺めているせいで気持ちもしおしおですわ…

お話全体も暗いし抑揚が無いしで酷い。
前作のエイリアンであるパトリックとイブの子を誘拐したマッドサイエンティスト。
彼の目的は免疫力の低いハーフエイリアンのDNAを弄り完璧な存在にする事。
ディーンという若者も交えて研究をしていくわけですが、この辺の話がまぁー退屈なんですわ。
前作のキャラは誰1人として登場しない上、イブが割と温厚で街中をウロウロしているまけなので、派手な殺人も無いし「奴を捕まえないと大変な事になるぞ!」というサスペンスもない。
マッドサイエンティストにも学生のディーンにもエイリアンのサラにも感情のスポットが当たってなくてイマイチキャラクターにノレないのも問題。


政府関係者のセリフで「公的な任務ではないから予算もないし後ろ楯もない」的なことを言っていましたが、まんまこの作品への言い訳の様にも聞こえましたよ…

一応4もあるし最後まで見ようと思ったけど、この調子ならこの辺でリタイアでいいかなぁ…
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